本当にこれが最後なんだね、、、、と何度も言いながらこの写真を撮りました。旅立ちの日の空も海もそして島も輝くほどくっきりと冴え渡り、皆さんの門出を祝福しているようでした。
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これが全員で撮影する最後のショット
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先発の仲間を送る参加者は涙、涙のお別れでした。 |
Q:今回の研修プログラムに参加して一番印象に残ったことは? |
一番と絞るのは難しくもありますが。やはりこの素晴らしい大自然のいたるところでなんとも言えない感動、心地よさ、素晴らしさに襲われたことでしょうか。それはやはり脳だけでなく身体に染みて伝わってきたものなので忘れることができない、忘れたくない大切な気持ちであり、感覚です。そんな素晴らしいものを見ると同時にecotourism の課題でもある観光と自然保全の両立をどう保てばよいのかという問題も考えさせられました。その中でエコガイドが果たしていく重要な役割というものも学び、どうしていけばそんなエコガイドになれる?というようなことも自分自身で考えるようになっていました。そんな中で一人一人が行ったインタープリテーションの練習であるプレゼンテーションは上記の次にくるほど印象に残っています。どうやったら回りを引き込みながら、自分の伝えたいメッセージを織り込みながら、楽しませながら、、、と工夫を練ったりなど大変ではありましたがとても楽しかったです。終えたあとの振り返りや他人のプレゼンテーションを見ることは、自分のインタープリテーションを上達させる上でもとても役立つものだと思いました。 |
初めは、他の参加者の知識や経験に怖じ気ずいていたけど、フレーザー島の自然のなかにいると、徐々に開放された気がしました。みんなで遅くまで残って課題をやったり、将来に悩んだり、時にはふざけあったり(ほとんどふざけてたかもしれません)、いつも9人で協力し合ってこの1ヶ月過ごせたことは凄くステキなことです。異国の地で見知らぬ9人が出会ったこの機会は偶然ではなく必然であり、お互い影響しあい高めあえた時間だったと思います。この機会を与えてくれたことに本当に感謝しています。コース中には、先が見えずどうなるのか不安だったものの、今終わってみると、自分の課題も見つかったし、それぞれ進む道が少しながらも見えてきた気がします。私にとっても他の参加者にとってもこの1ヶ月は人生の中で忘れられない時間です。
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実際に自然の中で働く人達を目の当たりにして、仕事の厳しさ、ガイドの人間性について考えさせられました。どんなに沢山の知識をもっていたとしても、ガイド本人の人間性が豊かでなくては本当の意味での楽しいツアーはなかなか難しいと思います。実際にツアーにも参加してみて、ゲストの反応やそれに対するガイドの対応を客観的に見ることができ、とても興味深かったです。こうした現場での経験はもちろん、沢山の素敵な仲間に出会えたことは最高の宝物です。 |
エコガイドとして必要な要素を総合的に学習できたこと。ガイドとして持つべき知識やリーダーとしての振る舞い、お客様との接し方や緊急時の対策など、全ての要素をうまくとりいれた実利的なプログラムだと思いました。ここでの学習内容は、通常どんなサービス業にも通用する必要不可欠な要素でありながら、日本の企業(特に旅行会社)では、ガイドへの人材教育などは行わないのが普通で、また、「旅行会社就職」を目的とする職業専門学校はあっても「ガイド業」としての専門的な勉強はなかなかできるものではないので、この一ヶ月で授業・フィールドワーク(含ツアー参加)を通して理論・実践をそれぞれ勉強できたことは本当に良かったと思います。 |