2002年国連の定めたエコツーリズム年に、世界中でエコツーリズムについて議論が活発に行われました。世界中に共通の定義がないままに世界のいろいろな国でエコツーリズムへの取り組みが行われ、失敗と成功を繰り返しながら、現在に至っています。
今、エコツーリズムを考えるにあたって、いったい何を規範に考えたらいいのか、実にいろいろな意見があるようです。2002年の国際エコツーリズム年にあたって一番素朴な疑問であるところの「エコツーリズムってなに?」という答えを探すために、活動の中心であったオーストラリアを中心に世界の様々な事情について、3年半ほど取材を行い1冊の本にまとめてみました。
ぜひ、御一読いただければと思います。
また、様々な現場でエコツーリズムに関わっている方の生の声もぜひお聞かせください。
このページでご紹介しながら、考えてみたいと思っています。
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「エコツーリズムってなに?フレーザー島からはじまった挑戦」 小林寛子著
河出書房新社より2002年7月19日発売
ISBN 4−309−22389−3
定価:本体1,900円(税別) |
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