平成11年度 文部省委属事業・子供長期自然体験村
環境学習キャンプ in フレーザー島 オーストラリア  2000年8月7日〜13日

8月11日(金曜日) キャンプ5日目 天気・晴れ。

最高気温も22度。晴天の風のない穏やかな日。絶好のホェールウォッチング日和でした。
今日は朝からみんながとても楽しみにしていたホェールウォッチングツアーの日。コンディションは完璧。南極に戻るザトウクジラに遭遇する初めての体験にみんなワクワクです。

船に揺られること約45分。ザトウクジラのプレーグランド、プラティプス湾に到着。
スキッパーのブレントからイルカの群れ発見のアナウンス。
みんな大慌てで船の先端に飛び出します。

続いて、1時の方向に2頭のザトウクジラを発見 2頭の鯨は、ゆっくりとその巨体を海に静めていきます。
プロペラ型のテールが見えました。

さあ、後は船に近づいてくるのを待つばかりです、、、、、、。
ゆったりと泳ぎながらその巨大な黒いかたまりがボートのすぐ近くまでやってきました。ザトウクジラと間近に対面です。
ウォーという感嘆の声が船のあちこちから、、、、、。ザトウクジラはまるでボートの様子を偵察するかのように、静かに船のまわりをまわっていきます。

しばらく姿が見えないと思ってみんなあたりをきょろきょろしていると、、、、、、。
二つのホェールウォッチングボートの間に突然鯨が海中から浮かび上がりました。
ザトウクジラの優雅な動きとその大きさにあらためて感動!

レンジャー、アンドリューの鯨の生態の説明を聞きながら鯨と一緒に過ごしたツアーは忘れられない思い出になりそうです。
ツアーが終わって桟橋に戻ってのショット。
左からリーダーのカネゴン、Elly, レンジャーAndrew, Yuni, Hitomi
みんな満足そうな笑顔です。

さて、午後のアクティビティーは先住民(アボリジニ)の知恵を知るために、自然界のなかのさまざまな食材に注目してみました。
リゾートの中をぐるっと歩いてみるだけでこんなにも食べられる,料理に利用出来る植物があるのに驚きました。
目でみるだけでなく、においをかいだりそして口に入れて舌で味わったり、、、、、、。

レンジャー、ピータとの
”ブッシュタッカーウォーク&テースト”
ミッジンベリーを試してみました。
お味はいかが?NOMU
ペーパーバークツリーの
樹皮をはがしてみる HISA
アボリジニ達は料理をする時、
これにくるんで魚や肉を焼いたそう、、、、、。
ジーバングの実を皮をむいて食べてみる
Yoshitaro, Goの男の子組
ちょっとスイカの味に似ているかも、、、、、、。
Hitomi, Yuni, Ellyの女子組。 
ピータと、、、、、。

リゾートを歩き回って食材になる植物を探してみたあとは、オーストラリア独特のワニやカンガルーを野生の木の実や植物の葉を粉末にした香辛料を利用しておいしく料理したものを試してみました。
シーベルのシェフが腕によりをかけて作ってくれたこれぞヌーボオーストラリア料理!!  

なかなかおいしいね、、、、、。Rei, Hiromi, Nomuの3人。 
ワニってチキンの味に似ているね。 カンガルーはビーフのよう、、、、。

今日も色々体験しました。五感をフルに活用しての自然体験プログラムでした。
みんな大騒ぎでYammy(おいしい)とYucky(まずい)を繰り返してましたね、、、、。

夕食の後は二つのグループに分かれて明日のプログラムの準備です。
明日はいよいよ地元の中学生、高校生との交流プログラム。みんなで協力して何かアトラクションを考えることにしました。
さあ、本番まであと少し、、、、、。何を披露できるのかな?
明日はフレーザー島での最後のアクティビティーデーです。

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